2007年7月29日日曜日

心の洗濯

先日の夜、と言うか殆ど明け方に多摩川の河川敷を知人と散策。
夜の11時頃に東京の神田を出発。首都高の渋滞に巻き込まれつつ、途中の24時間営業の中華風定食屋で牛角煮ラーメンなどをすすりつつつ、目指す八王子のポイントに到着したのは多分1時過ぎだったような。昆虫見るのが目的なら本当は8時から10時くらいが一番虫が飛んでてベストだけど、諸々の事情からこんな遅くになってしまった。
そもそもその知人とは確か3年程前から、一緒に虫捕りに行こう、と口にするたびに盛り上がりつつも今までそれが実現した事はなく、今回は3年越しの計画の実現だったので達成感の演出の為に、あえて夜中に日帰りできるギリギリ遠いポイントを選んだというのがホントのところ。
まぁ、昆虫採集と言っても、別に本当に捕まえて持って帰ろうと言う気持ちは殆どなくて、木にカブトムシとかがベタ!っと張り付いているのを見ているだけでかなり幸せな気分になれる性分なので時間や場所の計画はかなりいい加減。どのみちカブトムシなんて木に張り付いているのが仕事みたいなもんなので、この時期にいると分かっているところに行けば、まず間違いなく拝める物ですから。
現地につくと、思いのほか涼しくて、散策するには良い気候なんだけど「あれ、こんな涼しいとムシいるのかね…?」とちょっと不安が頭をよぎったり。なんかね、3年間「いや~、カブトなんて幾らでもいるから」と大見得切っていたので、涼しいのに変な汗かいてる俺、みたいな。
だけど、そんな俺の繊細な心の揺らめきなんかにはお構いなくいましたね、カブト。すでに散々見てきて十分に分かっているつもりでしたが、今年の初観察とあって、久々に見る彼らが繁殖と栄養摂取に同時に最高にエネルギーを注ぐ様を見て、やっぱりちょっと嬉しくなってしまった。変わらねぇな、コイツら、って。

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