2007年7月18日水曜日

あやうく

スコップで真っ二つにするところでした。
裏庭の一角に前から耕そうと思っていたところがあったので、ついさっきかる~く耕しつつ小石を拾っておこうとスコップをざっくり地面に突き立てたところ、土の中になにやら乳白色の蛇腹チックな生き物が…。
「うげ、やっちまったよ…。」
粘土質で殆ど草木が生えていない一角だったし、俺の肉眼で作業しながら認識できるほど大きな生き物がいるとは思ってなかったから、びた一文遠慮しないでざっくりいってしまった第一ストローク。
表面のテクスチャと大きさから最初はスズメガの蛹かな、と。でも色合いがやけに茶色っぽい…?カブト…?
とろ~りと汁とかが出てたら嫌だな、と無責任なことを思いつつもよく見てみると別に傷をつけてしまった様子も無く、なにやら乳白色の蛇腹がもぞもぞ動いてる。
あ、アブラゼミだ…。餌になりそうな根っ子は殆ど無いんですが、ここ。なに喰ってたんですかね?
掘り出してしまった物は仕方が無いので泥抜きしてから素揚げにして、じゃなかった、無事羽化してくれる事を祈りつつ、「俺がセミならここで羽化するね。」とセミ的にベストロケーションに放置。たぶんそんなに節操の無さそうな顔だったので適当に羽化するでしょう。

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