2008年6月17日火曜日

黒猫のズズ

先日帰国しまして、ようやく一月ぶりのズズを堪能してます。
気のせいかもしれないけど、一月前と同じ分量の餌を与えてもお腹がすいている模様。すこし大食漢になってるような…。
ロスの和食レストランで食べたカニ雑炊が美味しかったので、ストックのワタリガニを引っ張り出してカニ雑炊作って見ました。
昨晩の白米、万能ねぎ、卵にワタリガニ。庭でむしってきた香草なども散らしてみたりして。
雑炊、おじやの類はなんとなく体調崩したときに食べるもの、のような思い込みが子供の頃からあったのですが、このところ手軽な上に変化がつけ易く、コンディションを整えながらも食事が楽しめるとあって割と作る機会が増えました。
タイヌードルにはすました顔してシカトを決め込んでいたズズですが、濃厚な魚介の香りの立ち上るカニ雑炊には興味津々なご様子です。

2008年6月11日水曜日

プロフェッショナル

姉の家のフォガティー翁です。
ものすごい福顔です。すでに悟りを開き、寝仏と化した高僧かと見紛うばかりです。
私はと言うと、修行が足りないのかこれ程の涅槃の境地には未だ至っておりません。

かたやこちらは現役ガイドドッグのパブロ君。
ここのところ、ご主人様多忙の為、ややスクランブルから遠ざかってはおりますが、やはりそこは人の生死を預かる職務にある身、フォガティ翁とは全身にみなぎる緊張感からして違います。


あ、やっぱり退屈すぎて眠いんですね。
早く悟りを開いちゃってください。
南無ー。

2008年6月10日火曜日

一路リッチモンドへ

6月6日にロスでの主たる目的であったムンジアルを終え、友人宅に帰宅すると僕を待ち受けていたのは恩師の訃報でした。
人生で起こることはある意味ほとんどすべて予想の範囲内のことですが、その個々の事象が実際にわが身に起こるその順番に関しては予想の範疇にあることと、まったく予想外のことがもつれ合っています。人生を無為に過ごすまいと考えていたつもりですが、無駄な時間を過ごすまいと頑なに思うあまりに、すこし心に余裕があれば持ち得た貴重な時間を逃していたのだ、と言うことに気付き改めて己の未熟さを思い知った数日でした。
すぐに帰国したい、と言う無意味な衝動から目を背け、当初の予定通りにもうひとつの目的を果たす為にサンフランシスコに向かいました。
LAX⇔SFOのチケットをキャンセルし、ロスのダウンタウンにあるユニオン・ステーションからサンフランシスコ郊外のエマリーヴィルまでAmtrackという鉄道を使って移動することにしました。
AmtrackのHPであまり細かく考えずに時間と値段でチケットを取ったら、ロスのダウンタウンからベイカーズフィールドまではバスで移動し、そこから電車に乗り換えてエマリーヴィルに向かう、と言う旅程となりました。
ユニオン・ステーションで友人と別れ、ほの暗い照明と高さのある天井、そして雑踏に旅情を嫌が応にも刺激されながら発券と荷物のチェックインを済ませてバスに乗り込み、一路ベイカーズフィールドを目指します。
禿山の間を縫うように2時間、うとうとしたり外の景色を見ているうちにあっと言う間にベイカーズフィールドに到着です。
(上はベイカーズフィールドのホーム。ホームのすぐ横にバスで横付けしてくれるので乗り換えに階段を上り下りしたり、ドアを何度もくぐったりする必要はありません。)
電車は片側2列、もう一方に1列と言う変則的な席並びでしたが、おかげでスペースはゆったりとしていて快適です。
5両ほどの客車の真ん中に食堂車があり、そこでピザとポテトとダイエット・ペプシを注文し、のんびりと景色を見たり、本を読んだり、はたまた恰幅がよくて、朗らかで器量のよい黒人の女性車掌さんの挙動を眺めたり…
優雅なものです。
こちらはサンフランシスコも程近い、線路西側の丘陵地帯。
潅木や雑草がきれいで均一な黄土色に枯れ、一見すると砂漠の只中にいるような錯覚を覚えます。
夕方の7時にはエマリーヴィルに到着の予定でしたが、6時ごろに車内にアナウンスが入り、それによると草原の火災でしばらく停車するとのこと。
もともと”ゆっくりすること”が目的であえてAmtrackを使うことにしたので、個人的にはまったく問題なし。
(Amtrackのトイレは広かった!)
3時間程足止めを喰らって、あたりに夜の帳が下りたころ、ようやくエマリーヴィルに到着。
ロスの友人にメールで無事の到着を知らせると、
"Thx!! Fire accident is one of amtrak events n all goood! lol! "
だそうです。

2008年6月1日日曜日

大黒天女

基本的にこのブログでは「どこそこにいってこれこれを食べました!おいしかったです!」みたいなことは書かないようにしていた。つまんないから。
でもついにその禁を犯すときが来たかも知れない。
じつは、ずーっと前からこれだけは世に問いたかった。どうして日本にはジャック・イン・ザ・ボックスがないのか?と。
学生時代は大学構内にマクドナルドがあり、大学を中心とした生活圏内、原付で10分かからない範囲にマクドナルドが5軒はあったためか、体の大半をマクドナルドで作り上げたと言っても過言ではないこの俺だけど、はっきり言ってジャック・イン・ザ・ボックスで初めてCiabattaバーガー食ったときには学生時代に埼玉で過ごした5年間(何故に5年!?)を後悔したほどの衝撃だった。
バーガーのおいしさのみならず、付け合せに頼めるカーリーフライの美味い事!
芋を油で揚げてるってだけで心臓発作もののカロリーだと言うのに、それにバター・ミルク・ハウス・ソースなる、これまた高脂血症必死なクリームをまぶして食すという…。

俺、今回ロスには階級制のスポーツの試合に来てるんだよね…。
せめてもの救いがカーリーはインドでは殺戮と戦いの神様、ってことぐらいでしょうか。