2007年7月24日火曜日

頭か尻か、それが問題だ。

ここ数日、ずーっと小雨が降ったりやんだり。バイクでどこかに気分転換に出たいものの天候が気になったり起きる時間が遅かったりとなかなか踏ん切りがつかずだらだらと無為に過ごしてしまう。
ところが今日は打って変わって朝から雲ひとつない快晴。コリアンダーは早速本葉つけてました。
いや~、植物はすごいね。雨が降ろうが風が吹こうが、毎日たゆまなくじりじり成長して力蓄えて。チャンスと見るや一気にコレですもの。脱帽です。
10日前は数えるほどしかなかった芽も(いま数えたら10日前はそもそも発芽してなかった…)、いまや数えるのが面倒なほど生えてきてて毎日ぐんぐん伸びてます。もちろん「かわいらしいのぅ」といった感覚もあるけれど、やっぱり目的は食する事なので死神の鎌をもってこやつらの上空を旋回しているような気分ですな。現状過密状態なのでもうちょっとしたら間引いてやらないとダメでしょう。いやー、間引くの楽しみです。大きく育つと1mくらいになるらしいけど、そんな大きなコリアンダーは見たことないですね。香草の類はあんまり大きくなると味と香りが落ちるような印象です。実際はどうだか知らんけど。
ときに裏庭のトネリコに巨大な芋虫が。オカンが「頭に角がある」といってたのでアゲハの幼虫かなと思ってたけど、さっき見にいったら蛾の幼虫でした。オカン、それは頭じゃなくて尻ですぜ…。
しかし凄いね!昆虫の擬態は。俺はものっそい視力が悪いので足元で枝だの葉っぱだのに擬態している昆虫はほぼ間違いなく見落として踏み潰してしまうんだけど、そうして考えるとあんまり出来の良い擬態っていうのも考え物だね。
写真がちょっとピンがあってなくて几帳面な俺としては不本意なんだけど、自分の目線より高い被写体を撮ろうとすると、口がぽかーんと開いてしまうので、風にゆらゆら揺られているトネリコの枝の下で、あんまり長いことデジカメ構えている勇気は俺には無かった。口ん中にポトリ!と落ちてきたら晩飯を美味しく頂く自信が無かったので。

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