関東の山々は針葉樹の植林が多く、山の色は暗緑色に塗りつぶされていることが多いのですが、奈良の山々は植生のバリエーションが多く、淡い緑を中心に見ていて飽きの来ない豊かな色彩に満ちています。そんな景色を眺めながら溜池の多くのどかな田園地帯をバイクで走っていると、斑鳩神社、法輪寺、法起寺などでは重文クラスの薬師如来像などがとりたてて何を主張するわけでもなくそれぞれの本堂に鎮座したりしておりました。
あまり教養の無い僕は、その1400年以上もの長い間、大切に残されてきたという事実に単純に「はぁ~。」と感嘆のため息を漏らすばかり。

神社の片隅の手洗い所の朝顔トイレのシンプルな機能美に改めて感動してみたり、

どうにも奈良はスケールが大きすぎです。時間も空間も。
ほんの数日の滞在では手も足も出なさそうです…。
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