2007年9月20日木曜日

浸食、そして侵食

Roger Deanのイラストのような景色ですね。 ウランバートルから南に100kmほどの場所です。
連なった異形の岩山は、何か巨大な動物の背骨のようです。ところどころにちょっと突付くと落っこちそうな岩が乗っていたりして、そしてそばによって見るとその大きさに驚かされたりと。

ウランバートルの中心から車でかるーく30分も走ると地球が本当に丸くなるのですが、そんな荒野のど真ん中にもどこからとも無く電気が送られて来たりしていて感服するやらちょぴりガッカリするやら。

日が落ちると瞬く間に暗くなり、辺り一帯を見渡しても人間の営みの気配は見つけられず。気温もどんどん低くなり、もはやここは人間が大手を振って歩きまわれるテリトリーではありません。

ゲルに引き篭ってストーブの火が消えないことを祈るばかり。

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